ニャンコの採血

マオくんのつぶやき(ぼやき?)/長谷川動物病院
  ニャンコの採血/長谷川動物病院

 

こんにちは。スタッフニャンコのマオです。😸

 

今、うちの病院は、年に2回の血液検査キャンペーン中(1月31日まで)で〜す♪😽

 

それに合わせて、僕も採血されて検査を受けてるんだよ。😺

 

僕は13歳だからね、人間だったら68歳。

 

病気があってもおかしくないよね。😔

 

 

今回は僕の経験談、ニャンコの採血についてのお話です。😺

 

キャンペーンの検査は、平日の午前中(1時まで)だから、気をつけてね。😉

 

休日や祝日の前の日もNG。血液を検査所まで送らなきゃいけないからね。

 

検査の日、僕たちは朝ごはんがもらえない。😫 お水は飲めるけどね。😉

 

もしも夜中に何か食べちゃったなら、その日はやめといたほうがいいと思うよ。😽

 

食事は検査の結果に影響しちゃうからね。😺

 

 

朝ごはんがもらえないと『あっ、今日は何かされるんだな🙀』って思うわけ。

 

勘のいいワンコやニャンコは、隠れたり、逃げ回ったりするかもね。😽

 

ニャンコは一応、洗濯ネットに入れてきてもらうと先生たちは助かるみたい。

 

ニャンコは体を軽く圧迫されてるほうが落ち着くしね。😺

 

 

ニャンコや小さいワンコの採血は、首にある静脈からするんだよ。😺

 

検査は、項目の数によっても違うけど、血液が1~3㎖💉くらい必要なの。

 

ニャンコの血管は細いから、人間みたいに腕の静脈から採血しようとするとね、時間がかかって採血中に注射器の中で血液が固まっちゃうんだよね。😣

 

固まらせないように、採血を急いで強く注射器を引いちゃうと、『溶血』って言って血液が壊れちゃう。🙀

 

だから短時間で終わらせるために、首の太い血管から採血をするんだよ。😺

 

 

僕たちは人間の子供とおんなじで、長い時間じっとしていられないんだよね。😽

 

だけどさ、首に注射器の針を刺されるのって、ニャンコ的にはとってもイヤだよ!怖いよ。🙀😖

 

採血なんて、何回されても慣れられないよ。😵😿

 

だから僕は毎回針を刺されるたんびに、ピョンピョン跳ねちゃうんだ。😆💦

 

『君は病院の猫なんだからさ〜😓』って毎回言われるんだけどね、こればっかりは無理!😾😩

 

採血の時に、僕みたいにピョンピョン跳ねちゃうワンコやニャンコは結構いるよ。😽

 

そういう子たちは、採血の前にあらかじめ、浸潤麻酔のお薬を皮膚に塗っておくんだよ。針を刺された時に痛くないようにね。😺

 

 

僕みたいな首輪をしてるニャンコは、首輪の下の毛が薄くなってて採血しやすいらしいよ。😹

 

黒い皮膚の子とか、血管のわかりにくい子は、バリカンで毛を刈っちゃった方が早く終わっていいかもね。😉

 

あと、覆面マスクで目隠ししたり、エリザベスカラーをつけた方がいい子もいるよ。意外と大人しくなるんだよね。😸

 

どうしてもじっとしていられない子は、必要ならば、短時間だけガス麻酔をかけられることもあるね。😺

 

シャイで触らせてくれない、でも検査が必要!って時とかね。😉

 

 

針を刺す瞬間に動いちゃうと危ないし、ニャンコの保定って、難しいんだよ。😺

 

力任せに抑え込んじゃうと、僕たちニャンコは余計に抵抗するからね。😼

 

そこはスタッフの腕の見せ所!💪😀😸

 

 

血液検査でわかることは、貧血とか細菌感染とか、内臓の異常があるかどうか。😺

 

内臓は、肝臓腎臓膵臓の異常があるかどうか。😺

 

オプション検査になるけど、心臓甲状腺副腎糖尿病ワクチンの抗体価血液型、猫白血病とかのウイルス感染トキソプラズマ感染とかがあるかどうかがわかるね。😼

 

 

あと、針を刺した所の状態を観察して、ちゃんと止血されるかを確認するよ。😺

 

出血が止まるのが遅い子は、オプションで血液凝固検査を受けたほうがいいだろうね。😺

 

ニャンコにも血友病の子はいて、でもそういう子は怪我をしない限りわからないからね。☹️

 

手術の時に出血が止まらないっていうのは、とっても危険なんだよ。🙀

 

輸血をしない限り、そもそも手術ができない。🥺

 

 

僕は一応健康体だからさ、いつもは血球計算、電解質、生化学検査と、オプションで腎臓検査のSDMAを調べてる。😺

 

歳をとったら、ニャンコはやっぱり腎臓病が心配だからね。😺

 

食欲はあるのに痩せてきてたり、元気だけどお水をたくさん飲む7歳以上のニャンコには、甲状腺の検査とか、糖尿病の検査もお勧めだよ。😉

 

 

新入りニャンコで、外出したり、喧嘩で傷を作ったことのあるニャンコは、猫白血病猫エイズウイルス検査をしといた方がいいと思うよ。😺

 

もしもウイルス感染していたら、先住ニャンコがいる時には、その子に伝染っちゃうことがあるからね。🥺

 

 

子猫の場合は、猫白血病の検査は生後いつでもOKだけど、猫エイズの検査は生後6ヶ月以降の方がいいよ。😺

 

他の猫に噛まれたりして怪我をした時の検査は、猫白血病はその1ヶ月以降、猫エイズは2ヶ月以降の方が正確だよ。😺

 

 

ニャンコが歳をとってどんな検査をしたらいいのか、心配な人は先生に相談してみてね。😸

 

今なら、いつもよりもずいぶんお安く検査できるからね。オススメです。😽

 

 

 

 

以上、検査の時に皮膚に塗ってもらうお薬が変な感じで、ペロペロしちゃってベロがおかしくなっちゃうマオでした。😆😝

 

 

※時々お問い合わせをいただくのですが、診察を伴わない個々のご質問にはお答え致しかねます。申し訳ありません。