こんにちは、スタッフニャンコのマオです。😸
あんなにうるさかったセミたちがだいぶ静かになって、澄んだ鈴虫の声が聴こえてくる季節になったけど、みんな元気?😺
朝晩は涼しくなったけどさ、昼間は相変わらず暑いよね。🙀
こう暑いとさ、僕はお水をたくさん飲んじゃう。もちろん温めのお湯ね。😽
ところでさ、気がつくと、いっつもお水を飲んでるワンコやニャンコって、いない?😺
もちろん、おしっこもいっぱいしてるはず。薄くて水みたいな。
ワンコやニャンコの場合は、実は、『たくさんお水を飲むせいで、おしっこがたくさん出る』のではなくて、『たくさんおしっこが出て脱水しちゃうから、お水をたくさん飲みたくなる』場合の方が多いんだよ。😺
『多渇・多飲・多尿』って、表現される症状だね。
この時期なら、暑さのせいもあるんだろうけどね。あと、ドライフードだけ食べてる子とか。😼
だけどさ、今度1回、測ってみてよ。😸
1日に飲むお水(水分)の量が、体重の1kgあたりで、ワンコで90㎖以上、ニャンコで45㎖以上ならば、何か病気になってる可能性が高いよ。😺
5kgのワンコで500㎖弱、ニャンコはその半分くらいだから、500㎖のペットボトルを利用するといいね。😽
5kg以下の子だったら、器に500㎖のお水を用意しといて、それ以外のところからお水を飲めないようにしとく。
それで1日(24時間)後に、どれだけお水が残っているかを計って引き算をすれば、飲水量がわかるよね?😸
まあ、たくさん飲んでるように見えても、こんな量を飲んでる子はなかなかいないと思うけど。😽
だけどほんとに飲んでたならば、その子はこんな病気の可能性があるんだよ。😺
①内分泌(ホルモン)疾患:糖尿病、甲状腺機能亢進症(猫)、副腎皮質機能亢進症・低下症、上皮小体機能亢進症、尿崩症など
②内臓疾患:腎臓病、肝臓病、膵炎など
③発熱を伴う細菌感染症:子宮蓄膿症、腎盂腎炎、膵炎など
④高カルシウム血症:悪性腫瘍、上皮小体機能亢進症など
⑤薬剤性:ステロイド剤、利尿剤投与
⑥心因性:ストレス性、これ以外の原因が全て除外される時
ただし注意してね。こういう病気の子でも、全員が『多渇・多飲・多尿』になるわけではないんだよ。😾
さっきの量まで飲んでいなくても、高齢の子や、どんどん痩せてきてたり、元気がなかったりしたら、早めに病院に連れてきてね。🥺
そして、ほんとにお水をたくさん飲んでる子は、すぐに病院に連れてきて欲しいよ。😾
本人(ワンコニャンコ)は辛いはずだし、長引かせると命の危険がある病気もあるからね。😿
病院では先生がまず診察をして、ある程度原因を絞り込んでから、必要と思われる検査のお話をするよ。😺
原因は色々考えられるし、それによって治療法も違う。
そもそも原因が1つだけとは限らないしね。😽
だから原因を知るために、血液検査や尿検査、レントゲン検査、超音波検査などが必要なんだよ。😺
今はコロナの影響で、飼い主さんから電話予約をしてもらってるからさ、その時に言われると思うけど、診察の時にはね、朝ごはんをあげずに連れてもらったほうがいいと思うよ。😺
そうするとね、時間に余裕があれば、その日のうちに検査ができるかもしれないよ。😸
朝食を食べてたら、検査はまた後日って、なっちゃうからさ。結果は早く知りたいでしょ?だからね。😸
検査当日は、お水は飲んでも構わない。『多渇・多飲・多尿』なら、なおさらだよ。😾
ただし、お水以外の牛乳とかスープなんかはNG!だから、気をつけてね。😽
そして1つ、お家で絶対にやったらダメなのは、お水を制限すること!😾
これは絶対ダメだよ。死んじゃうかもしれないからね。😿
何度も言うけどさ、お水を飲むから病気になるわけではなくて、病気のせいでお水を飲んじゃうんだよ。
病気のせいで、水分が体の外にどんどん出ていっちゃうからさ、それを補うためにいっぱいお水を飲んでいるんだよ。😿
ここ、間違えないでね。😾
原因にもよるけどさ、ホルモンの病気なら治療がうまくいったら、お水を飲む量が嘘みたいに減るからね。😼
まずは原因を知ることが大事だよ。😸
以上、暑くても食欲が落ちなくて太ってきちゃって困ってるマオでした。😸😮💨
これから食欲の秋なのに。😻😹
※時々お問い合わせをいただくのですが、診察を伴わない個々のご質問にはお答え致しかねます。申し訳ありません。