こんにちは。スタッフニャンコのマオです。😸
梅雨入りしてジメジメした日が続くけど、みんな元気？😺
暑くなってきたからさ、蚊だけじゃなくてノミとかマダニも出てきちゃってるね。😣
外出するワンコやニャンコたち、ちゃんと予防してもらってる？😼
病院からほとんど出たことがない僕だけど、時々駆虫薬をつけられます。😓
ノミやマダニや耳ダニがついてるワンコやニャンコが、病院に連れてこられた時だね。😅
念のための予防だよ。😺
そのたんびにさ、先生達は大変だよ。病院中を徹底的に拭き掃除をして駆除しないといけないからね。😩
そんな時、僕と後輩ニャンコのむうがつけられるのは、背中側の首筋に滴下する駆虫薬。😼
飼い主さん達にお願いです。ニャンコのお薬は、必ずニャンコ用のお薬を使ってください。🥺
間違っても、ワンコ用のお薬が余ったからとかって理由で、ニャンコに使ったりしないでね。😿
使う目的は一緒でも、ワンコとニャンコの体はおんなじじゃないんだよ。😾
ノミやマダニの駆虫薬で、特に気をつけて欲しいのは、『ペルメトリン』とか、『フェノトリン・SUMITHRIN®』ていう成分だよ。😺
お薬の成分は必ず確認をして、そしてこの名前は絶対、覚えておいてね。😽
なぜって、日本では普通に売られているからだよ。😿
犬用のノミ・マダニの駆除製品とか、家庭用殺虫剤（虫ケア用品）、農薬（園芸用品）として。
うちの病院では扱っていないけどさ、動物病院で取り扱いのあるお薬もあるんだよ。😾
もしもワンコにそのお薬を滴下して、一緒に住んでる仲良しのニャンコが体を舐めてくれるときに、そのお薬を舐めちゃったりしたら。。大変だよね？🙀
ペルメトリンとフェノトリンは、殺虫剤とか防虫剤として広く使われているピレスロイド系の化学物質。😺
ノミ・マダニとり用の、首輪、シャンプー、スプレー、滴下薬（スポット製剤）として、普通に流通しちゃってる。なんとかならないのかなって思うけどね。😰
ニャンコは体を舐めたり、皮膚から吸収されることで中毒を起こすんだよ。😿
ニャンコは、ワンコや人間とか他の哺乳動物と違って、ペルメトリンやフェノトリンを肝臓でうまく解毒することができなくて、有害反応が出てしまう。🙀
ピレスロイド系の中でも、この２つは残効性や残留効果があるみたい。
ペルメトリンやフェノトリン中毒の症状は、過剰なよだれ、震え、嘔吐、下痢、食欲不振、知覚過敏、発作、引きつけ、運動失調、高体温などで、治療が遅れた場合には死んじゃうこともあるんだよ。😿
治療は、点滴をして入院して、神経症状や電解質異常の改善など。😺
そして滴下薬をつけられた場合は、症状が安定してから、必ずシャンプーで洗い流さないといけないんだよ。😼
予防は、飼い主さんが気をつけるしかないと思う。😾
ペルメトリンやフェノトリンが含まれた製品はさ、日本では、量販店とかネットでも簡単に買えちゃうんだよね。😩
病院で対面の場合は、先生たちが注意喚起できるけどね。😽
最近は、療法食やフィラリアの予防薬なんかも、ネットで買っちゃう飼い主さん、多いよね。🥺
だけど、それってどうなんだろう？🙁
飼い主さんの責任は重大だよ。😾
ついうっかりじゃ済まされない。僕たちの命がかかってるんだからね。😿
フードもそうだけどさ、お薬は特に、成分表示とか、パッケージの説明文をちゃんとよく読んでよね。🥺
そしてニャンコがいるお家では、ワンコにペルメトリンやフェノトリンが含まれてるワンコ用の製品を使わないで欲しいよ。🥺
他にもっと、効果的なお薬があるからね。😺
ちゃんとしっかりノミとかマダニを駆除したいなら、ニャンコを連れて病院に来て欲しいな。😮💨
病院だったら、世間話のついでにこういう飼い主さんが知っておかなきゃいけないことを、必ずお話しするからね。😸
ニャンコに有害な物質は、ペルメトリンやフェノトリンだけじゃないからね。😿
病院だったら、効果がなくて危険なだけのお薬を処方することはないはずだよ。
どうかワンコやニャンコの命を危険に晒すような、そんな飼い主さんにはならないでください。お願いします。🥺
以上、滴下剤で時々皮膚が赤くなっちゃうマオでした。😆🙀😽
だけどさ、見た目が気に入らない（気持ち悪い）ってだけで『不快害虫』って、ひどくない？🥺
クモって『益虫』だよ。殺しちゃダメって教わらなかった？
なのに、殺しちゃうなんてさ、おかしな世の中だよ。😮💨
地球にとって１番の『害虫』は人間だと思う。どうにかできるのも人間だけどね。😕
※時々お問い合わせをいただくのですが、診察を伴わない個々のご質問にはお答え致しかねます。申し訳ありません。