こんにちは。スタッフニャンコのマオです。😺
朝晩めっきり寒くなったね。みんな元気?😸
14歳になって、僕は最近ジャンプが苦手になってさ、足が細くなったって言われてるよ。
お尻も『プリケツ😽』が『貧ケツ😿』になったって、先生たちが話してる。😩
失礼だよね、全くもう。😾😤
歳をとるとさ、人間みたいにニャンコもワンコもボケちゃうことがあるんだよ。😿
正確には『老年性認知機能不全症』っていうんだ。一般的には認知症だね。😺
老年性だから、単純に歳のせいで少しずつ脳が変性(経年劣化)して、進行性にだんだんと、行動の変化が起きてくるんだよ。😿
人間と同じように、脳の中ではアミロイド斑病変、神経変性、大脳皮質の菲薄化と脳室拡大、脳血管の非脂質性硬化が起きてるらしいよ。毎日ちょっとずつね。😣
そんでもって、ノルアドレナリン、ドーパミン、セロトニン、アセチルコリンっていう神経伝達物質が減ってきてるんだってさ。😮
具体的な症状は主に5つだよ。
①見当識障害:飼い主さんのことがわからない、家の中で迷う、つまずいたり、ものにぶつかったり、抜け出せなくなる(今はいつ?ここはどこ?私はだあれ?何をどうすればいいの?😵)
②関係の変化:飼い主さんや同居動物への行動の変化(無関心、つきまとう、攻撃性など)
③睡眠周期の変化:不眠または過眠、夜間の徘徊、昼間ずっと寝ている
④不適切な排泄:トイレ以外での排泄、排便排尿コントロールができない
⑤活動の変化:異常食欲、意味もなくうろつく、不活発、大きな声でよく鳴く
こんな風に、今までとは違った行動をするようになるんだよ。😔
別人(犬猫)みたいになっちゃう子もいるだろうね。🥺
認知障害がみられるようになるのは、ワンコは16歳くらい、ニャンコは18歳くらいかな。個体差もあるし、ワンコはなりやすい犬種があるよ。😺
もちろん、全部の子がなるわけじゃないんだよ。😸
でも、もっと早い子はひょっとしたら単純に歳のせいではなくて、他の病気のせいかもしれないよ。🥺
例えば、飼い主さんが呼んでも反応しないのは、耳が聞こえなくなったせいかもしれない。🤔
大きな声で鳴くのは、体のどこかが痛くて、そのことを飼い主さんに訴えているのかもしれないし、ニャンコなら甲状腺機能亢進症なのかもしれない。🙁
ひょっとしたら、目が見えず耳が聞こえなくて、不安で鳴くのかもしれない。😿
だから腫瘍とか、甲状腺機能低下症や亢進症、心臓病、腎臓病、変形性関節症、感覚器異常とか、認知症と同じような症状を起こす病気との鑑別が必要なんだよ。治療法が違うからね。😺
単純に『歳のせい』にしないで、先生に相談してね。自己判断は禁物だよ。😾
いろいろな検査をして、他の病気の可能性が否定されて初めて、『認知症』って診断されるんだよ。😼
認知症は脳の加齢変化だからさ、治療は現状をなるべく維持するような食事療法とか、環境・行動療法、薬物療法をするんだよ。😺
放っておくとどんどん進行してしまうからね。😿
具体的には、
①食事:脳を活性化させるような物質(オメガ3脂肪酸や他の抗酸化物質)を食事やサプリメントとして取り入れる
②環境:ストレスを減らし、家の中の障害物をなくし、日光浴、規則的な運動、散歩、マッサージなどで五感を刺激して、人や動物との接触を増やす
③薬物:脳内のセロトニンやドーパミン活性を上昇させるような薬の投薬
認知症は、残念ながら治ることはないけどさ、ちょっと良くなったみたい☺️ってことはあるよ。発症を遅らせることもできるらしいよ。😺
症状が進行してからじゃなくて、少し怪しいかな🤔っていうくらいの早い段階で、予防的にサプリメントを始めるのが効果的でおすすめだよ。😽
あとは、夜鳴きの対策のお薬かな。🤔
夜鳴きは飼い主さんも眠れなくて、特に大変だからね。先生に相談してね。😺
飼い主さんは介護が必要になるから、負担が増えちゃうけどね。🥺
でもさ、今まで一緒に暮らしてきたことを思い出してみて。僕たちニャンコやワンコがいて楽しかったでしょ? 😽
今までの思い出に免じて、お世話をよろしくお願いします。😺
今は若い君たちだっていずれは通る道だから、ちょっとのお粗相くらいで怒らないであげてね。😽
だけどさ、先生も言ってるけどね。病気や事故で死なずに、認知症になる歳まで長生きできたってことは、ある意味幸せなことなんだよ。㊗️😽
認知症になる年齢は、ワンコもニャンコも平均寿命を過ぎてからだからね。立派に長生きした証拠さ。💮😸
外にいるノラ猫たちが認知症になることは、多分ないはずだからね。😿
以上、今でも、トボケた爺ちゃんニャンコのマオでした😽
できたら、ピンピン🤗✨コロリ⤵️😇 って逝きたいな〜😝🥴
※時々お問い合わせをいただくのですが、診察を伴わない個々のご質問にはお答え致しかねます。申し訳ありません。