獣医学でのセカンドオピニオンとは、飼い主様がより良い結果を得るために、担当医以外の別の獣医師に求める『意見』や、『意見を求める行為』のことです。
初期の、まだ治療法を決めかねている段階や、現在の治療法で満足のいく結果が得られていないときなどに、求められることが多いです。
混同されやすいのですが、治療を伴う転院とは異なります。
私たちの病院では、診察を伴う場合に限って、お受けしています。
すでに死亡していて診察をすることができない場合は、大変申し訳ありませんがお受けすることができませんので、ご承知おきくださいませ。
検査結果のみの場合、例えば血液検査では、検査時のその子のコンディションがわからず、摂食の有無や、脱水、採血時の溶血や乳糜の有無などが数値に影響し、結果の判断が難しくなる場合があります。
画像診断では、観たい場所が確認できないことがあり得ます。
なのでお受けできないのです。
セカンドオピニオンを希望される方はお電話連絡の上、出来るだけ
①時系列でまとめた今までの経過
②検査結果
③投薬記録、投薬中のお薬
をお持ちになって、診察を受けられてください。
その後に 、現在の状況について説明を行い、必要と思われる追加の検査や治療法の提案をいたします。
ご理解・ご協力をお願いいたします。